おことわり
結論から言うと,この記事では OpenPose を Caffe CPU 版で動かすことはできていません.
いくつか解決の糸口だけは示していますが,次回以降の記事で本格的に取り扱います.
概要
まずはこちらをご覧いただきたい. hirax.net::ディープラーニングによる姿勢推定openposeで「男子の夢な(衣服の下を透視する)妄撮カメラ」を作ってみよう!? (※NSFW)
……お分かりいただけただろうか.
こういうの見るとワクワクしちゃうじゃないですか.自分も試したいって思っちゃうじゃないですか.
というわけでいそいそと OpenPose を使ってみようと思ったのですが…
しがない一介の貧乏学生としては,手元にあるのはインターンで稼いだお金をつぎ込んで購入した dynabook と古い Let’s Note ぐらいで,まともな GPU を積んだ PC は持っていません.
System Requirements を見てみると, NVIDIA の GPU が必須条件として書いてあります.
しかし, OpenPose が使用しているフレームワークである Caffe には CPU 版もあるため,おそらく GPU を使用しない方法もあるはずです……!と思いきや…
残念ながら試みは失敗に終わった。OpenPoseは、Caffe上に独自のライブラリを構築しており、そこで明示的にCUDAの機能を利用している。
どうも一筋縄にはいかないようです.
そうこうしている間に熱が冷めてしまいそうになったので,ひとまずは OpenPose の前身である ZheC/Realtime_Multi-Person_Pose_Estimation を CPU 版 Caffe で動かしてお茶を濁そうと思います.
OpenPose については現在鋭意チャレンジ中ですので,続報をお待ちいただきたく.
というか現実的にはこんな記事読んでないで Jetson とかグラボとか,ちゃんとしたPCを買ったほうがいいと思います.
なお,わたしの機械学習に関する知識は,各種用語の意味が少し分かったりMNISTを動かしてみたりしたぐらいの超付け焼き刃で,技術的な興味と下心だけでこれをしているためいろいろと間違ったことを書いていると思います.
まさかりの数だけ強くなれると信じているので,もしまさかりポイントを見つけた場合はご指摘よろしくお願いします.
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